一般的にPCにインストールされるJREとは別に、「V2C専用のJRE」を独立して作ることができます。
独立したJREでV2Cを使用することをしばしば「カプセル化」すると表現されます。
現在、WindowsにおけるWeb経由のウイルス感染はJavaの脆弱性を悪用したものが最多という調査結果もあります(出典: CSIS)。
そのような脆弱性に対してV2C側で何か対策を講じたい時に、ローカルで使うJavaアプリごとにJREを独立させるというものが考えられます。
JREを非公開にすることによって、使用者が意図した場所のみでJavaが有効になります。
従って独立したJREでV2Cを使用することはそれなりに意味があると言えるでしょう。
ただし、ウィルスの感染ルートになりうるのはあくまでブラウザのアプレットプラグインであり、V2CのJREを独立させるだけでは何の意味もありません。
最も重要なのはブラウザ用のプラグインを無効化することですが、念を入れるならシステムからJREをアンインストールしてしまうか、最初からインストールしないという選択があります。
この場合、V2Cのインストーラ版を利用することにセキュリティ的な価値を見出すことができます。
また、何らかの理由でインストーラ版とは違うJavaのバージョンを使用したい場合、後述の方法で自家製の同梱版を作ることが可能です。
非公開JREを使うと、JRE6, JRE7, JRE8といった異なるバージョンのJREを共存させる事ができます。
Javaで開発を行う人が「PCにJava 8をインストールしたいが、V2CはJRE7で動かしたい」という場合や、
会社や公共施設でインストールされているJREのバージョンを容易に変更できない場合などには非公開JREが有効です。
JREを非公開にする簡単な方法はV2CのHPからインストーラ版をダウンロードし、インストールすることです。
以下は、インストーラ版を利用しない方法について記述します。
V2C\ ├jrew\ ├launcher\ └V2C.exe
V2C\ ├jrew\ |└jre1.7.0_xx\ ├launcher\ └V2C.exe
V2C\ ├jrew\ |├jre1.7.0_xx\ |└current.txt ├launcher\ └V2C.execurrent.txt
jre1.7.0_xx
V2C\ ├launcher\ |└v2cparms.txt └V2C.exe
引用元: Java+Swingによる2chブラウザ V2C_R65 >>592
アーカイバによっては*.tar.gzを解凍すると拡張子の無いファイルが出てくることがあります。
この場合は出てきたファイルを再度解凍してください*1。
V2Cが使用しているJavaのバージョンは「ヘルプ」→「V2Cについて」より確認できます。